【入学式】大学生になりました
本日は一人娘の大学の入学式。
本当に早いものでしみじみと晴れ姿を見ています。
先日購入した真新しいパンツスーツを着ると、なんとももう大人ですね(涙)。
先日高校へ入学したばかりだと思っていたら…。
高校受験は初めての受験らしい受験で泣き笑い。結果として入学した高校が娘には合っていたようで、それは楽しい高校生活を送れたようです。
一方で私は毎日の弁当作りが本当に本当に大変でした。
正直なところ料理は得意ではなく義務でやっているので。
<平日のルーティーン>
弁当作り→車で学校まで送迎→犬の散歩→洗濯・掃除・茶碗洗い→出社→社長業→帰宅→犬の散歩→夕飯→茶碗洗い
もう、本当にクタクタ…。
性格的に掃除と部屋の片付けは絶対にちゃんとやりたいので、余計に自分に負荷をかけています。そして柴犬 小春の散歩も朝夜と2回。
冬の青森は猛吹雪にもなるし、それでも小春は外でしか排泄をしないので散歩は必須。
あまりの吹雪と寒さで私の顔が凍傷になる日も。笑
小春は冬と雪が大好きなので全然平気でルンルンとお散歩。
そんなこんなでただただ、忙しく慌ただしい3年間でした。
さらに昨年2021年の夏休みには、娘は一人 美術予備校の夏期講習に参加。
1ヶ月近くホテル暮らしで通学をして頑張りました。美大受験にはそれでは遅く間に合うものではないのですが、何事も経験と思ってコロナ渦の中ひっそりと参加をさせたのです。
結果、デッサンの基礎力の向上だけでなく、一人で1ヶ月離れて暮らす事で自立心も養えたようです。
なんと言っても美術やデザイン系に進みたいと言いだしのが3年生の春。
その前から私はずっとそう言っていたのに聞く耳を持たず。
なのですが突然「プロダクトデザイン」を勉強したい!と言い始め、私は嬉しくそれなら夏期講習で少しでも勉強して来なさい!と送り出した訳です。
1ヶ月の間も手料理を下手くそながらに作っては冷凍でホテルへ送ったりしました。ちゃんと食べてくれていたのかは不明ですが、スーパーのお惣菜ばかりだと嫌だと言っていたので頑張りました。笑
そんなこんなでしたが昨年秋には大学の推薦で合格することができ、本日の入学式へと至ったのです。
まずは一安心ですが、一安心じゃないのは学費。笑
一人の子を大学卒業させるまでこれほどの学費がかかるとは…。
私は計画性がなく突っ走って来た人生なので、生まれた時から大学を想定してなどは全くしていませんでした。がしかし、予想以上に学費や諸費用がかかるのですね。
娘が大学を卒業して社会人になるまで、あと数年は死ねないです。絶対に倒れられない。笑
もちろん私の育ての両親も協力してくれています。
じぃじ、ばぁばにとっても、娘の大学進学は最後の大仕事。
卒業するまでは働き続けると一緒に頑張ってくれています。(育ての両親は司法書士業を夫婦で切り盛りしています。)
私はかつて高校の頃に美術大学に行きたくて、行きたくて、行きたく、行きたくて…。本当に行きたくて。ですが我が家はその頃、最高に悲惨な状態でとても進学できる経済状況ではなかったのです。泣く泣く諦め、未だに私の中に大学コンプレックスがあります。笑
なので娘には進学をさせたかったのです。
きっと私と同じような親御さんは多いのではないでしょうか?
親の経済状況によって子どもが進学を諦めることのない社会、日本に出来ないものでしょうか?
今現在でも周りに進学を諦めた娘の同級生がいます。私にはどうしようも出来ないです…。
奨学金は返済義務があって結局は本人に重くのしかかります。そうじゃない道は何かないのでしょうか。
誰もが高校・大学進学を諦めない社会。
願います。